住宅豆知識

家の回りをリフォームして目隠しをつけたい時 フェンスをつける前に考えること


プライバシーを守りたい、通行人や近隣住民から覗かれるのが嫌、くつろぐ時は好きな格好でゆったり過ごしたい…そんな思いを持っている人はたくさんいます。そこで、リフォームして「道路との境にフェンスをつければ解決する」と考えるのは当然。でも、取り掛かる前に考えるべきことはたくさんあります。たとえば…。

<フェンスをつける時に考えるべきこと>

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①予算額

②施行者 業者に頼むのか、DIYするのか

③フェンスの素材 植栽か・木・アルミ・樹脂・ブロック など

④目的 回りの視線を完全にシャットアウトしたいのか、見えにくい程度で良いか

⑤取付場所 家の回りを全部囲うのか、庭部分だけで良いか

⑥近隣との関係 目隠しによって隣家との関係が悪くならないか

簡単にできることではない

細かく見ればもっとあるでしょう。もし、元々目隠しがある場合はそれを撤去しなくてはいけませんから、廃材処分費用もかかります。目隠しのリフォームといっても簡単に出来ることではないのがわかると思います。

最初に絶対譲れない所を決める

例えば、②自分たちで③メッシュフェンスを設置しよう、と考えたとします。ホームセンターに行ったら、基礎工事が必要だとか、風がよく当たるところだと基礎を大きく強くしないといけないとか、専門の工具が必要だ、などと言われて意気消沈、となってしまうかもしれません。ですから、最初に絶体譲れない所を決めましょう。そうすれば後のこともおのずと形になりやすくなるはずです。

<それぞれの素材のメリットデメリットは>

高いブロックで囲む

他人に覗かれたくないから目隠しする、というのはわかります。でも家の回り全体を高いブロックで囲ってしまったら、誰にも覗かれないけれど、無機質で圧迫感もあります。近隣の人は貴方の家族が周囲を拒絶している、と感じるかもしれません。

植栽

植栽ならどうでしょう。適度に空間があるので圧迫感はないし、拒絶感もありません。目にも優しく、緑の香りは心を癒してくれます。でも、落ち葉の処理はきちんとしないといけませんし、隣の人が神経質だったら、風に揺れる木々の音がうるさい、と言ってくるかもしれません。

フェンス

完全に目隠しするフェンスの場合、風の影響を強く受けますので、飛ばされないよう基礎をしっかり作る必要があります。また、素材がアルミだと衝撃に弱いので、角地だと車にぶつけられてすぐ傷だらけになってしまうかもしれません。目の前が公園や学校だったら、しょっちゅうボールが当たるかもしれませんね。

木製フェンス

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木製フェンスは、最初は良いのですが、最近は輸入木材で作られているため、非常に腐りやすくなっています。数年たつと見た目もみすぼらしくなるのはご存じの通り。でも、緑の多い庭には一番似合うかもしれませんね。

じっくりと時間をかけて検討する

外構とは、単に道路との仕切りではありません。貴方の家を守る砦であり、外界との接点でもあります。じっくり時間をかけて検討しましょう。


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